私は牡蠣を買うときはむき身の牡蠣を買う事が多いですがたまに殻つきの牡蠣を買う事があります。
それは新鮮さ!の一言に尽きます。
牡蠣には殻がついているので「どうやって剥がせばいいか」を、私の体験談を交えて説明させて頂きます。
まず、始める前に軍手と包丁を用意してください。
牡蠣を金の子たわしでこすって洗剤無しで綺麗に洗って下さい。
洗い終えましたら、牡蠣の平らな面を上に、丸みを帯びた方は下にして持ってください。
牡蠣を開ける前に30秒間お湯に沸騰させると、開けやすくなります。
牡蠣のちょうつがいを手前にして合わせ目に水平に包丁を差し込み、中にくっついている貝柱を取って下さい。
もしも合わせ目が分からない場合は、殻を少しバキバキと削ってもOKです。
貝柱を包丁で切って外したら、貝柱が剥がれます。
(貝柱が包丁で切れないときはスプーンでとっても良いです)
自然と殻が開くようになりますので殻は取り除いてやってください。
そして反対側の殻にある貝柱も包丁orスプーンで取り除いて下さい。
大根によって牡蠣の汚れを洗浄してくれるので牡蠣を大根おろしで揉み揉みしながら洗って下さい。
大根が黒ずんできますので大根ごと、洗い流して下さい。
ノロウィルスにかかるのが怖い人は、この新鮮な牡蠣の身を100度くらいのお湯で3分間沸騰させて下さい。
旨味成分が少し流れてしまいますが、旨さよりも安全さを取りたいというのが本音です。
文章では分かりづらいという人の為に、非常に分かりやすい牡蠣の開け方の動画をアップロードして下さっている方がいましたのでこちらをご覧になって見てくださいね。
牡蠣の開け方は以上になりますが、どうか怪我をしないようにゆっくりと落ち着いて作業を行って頂ければと思います。
美味しい牡蠣を食べる前に牡蠣を食べる上の注意事項を申し上げておきます。
『 「R」の月の牡蠣は食べてはいけない』ということわざがあります。
つまり5月・6月・7月・8月の牡蠣を食べてはいけないということです。
1月~12月を英語にしてみて「May」「June」「July」「August」の4つだけがRがつかないんです。
日本だけではなくて外国も牡蠣の食べてはいけない時期を分かっているという事になります。
牡蠣は6月頃から卵を産みますので卵巣が大きくなり、牡蠣は鮮度が落ちやすくなり食べれば食中毒を引き起こすと言われています。
くれぐれも5月~8月の牡蠣は食べないようにお願いします!